回転寿司日和
相変わらず回転寿司探求が続いている。はま寿司にはまってすでに３回以上は行ったと思う。タッチパネルに戸惑わなくなり、軽快な操作でマグロの竜田揚げを注文できるようになった。
別の大手回転寿司をとりあえず制覇しようと目標をたてているが、そもそも郊外型回転寿司チェーンは都心にあまり店舗がないので、近場から攻めていくことにした。まずは、くら寿司である。平日だというのに結構混んでいて、待ち時間が４０分オーバーというのに驚く。機械による発券制なのは同じだった。
番号を呼ばれ席番号を案内される前に店員さんに、「センドクンの使用方法はご存じですか？」と聞かれる。奈良のせんとくんは知っているが、せんどくんは知らない。寿司の鮮度を保つために皿にかぶせる透明なキャップ、これを「鮮度くん」というらしい。開け方をレクチャーしてもらい席についた。
だが、手前に皿を引けばパカっと開くはずなのだが、なかなか難しい。下手にやると皿がひっかかってとれずに見送るハメになる。だからあらかじめ流れてくるネタに狙いをつけて、そいやと気合を入れてピックアップしなければならないのだ。
とれたらとれたで寿司ネタは大して鮮度がいいわけでもない。はま寿司より２段階ぐらいレベルが違うだろうかという感じ。サイドメニューも特別ぶっとんでないし、まあ普通の回転寿司という評価なのだが、特急レーンを見た時は興奮した。
サーモンやマグロが高速で飛んでくる光景は、どうしてああも心にぐっとくるのだろう。鉄オタが車両を見て喜ぶ気持ちと同じなのかもしれない。遠くから来る寿司を目で追ってしまう。自分でオーダーしていなくても愛おしく思えるのだ。
残すは王者スシローを制覇しに郊外へ。
はま寿司「から揚げ軍艦巻き」の衝撃
回転寿司チェーンの「はま寿司」に初めて行ってきた。カウンターに座ってひたすらタッチパネルをぽちぽち押して注文するのが新鮮だったけど、一番驚いたのが鶏のから揚げ軍艦巻きの存在。ラーメンやポテトがメニューにあるのは以前から聞いたことがあった。でもこれは想像もしなかった。マグロやイカに並んでスーッと流れてきて一瞬わが目を疑った。
まあでも、メニューにはハンバーグ、ローストビーフ、プリンもあるし、お子様的な食の欲望を満たすなら確かに鶏からはしっくりくる。何だか妙にテンションが上がってきて、鶏から軍艦、はまぐりの旨だしラーメンまで注文してしまった。カウンター席のとなりのリーマンとボタンを押すタイミングがシンクロしてピロピロ鳴り、何してるんだろうおれと一瞬我に返るシステムはどうにかならないか。
